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2014.03.18

新上五島町は2014年3月17日〜30日の2週間、「上五島のごっつ。フェア」をもつ焼き・煮込み「三六(みろく)」の八重洲店と湯島店で開催します。


今回、初日に開催された、湯島店でのメディア向け試食会に行ってきました!!
上五島のご当地ソングが流れる中、店内にめいっぱい記者が集まった試食会でした。



今回は、長崎県新上五島町(しんかみごとうちょう)の特産品を使用して、「三六」ならではの創作料理として考案された品々を試食しました。
地元の物産観光課長もびっくりの発想の創作料理の数々になっていたとのこと。

上五島の方言で「ごっつ」とは、「ごちそう」を意味する言葉。
上五島の主な特産品の一部がこれら。



地元では「お正月のごちそう」の「かんころ餅」は郷土菓子(スイーツ)。
考案者が「生麩」の食感に似ているということで、今回は料理の「揚げ出し」に。

 

「かんころ餅」は、もち米とサツマイモで作る、素朴な甘みの郷土菓子なので、確かに食材として料理するのもアリかな…と、わかります。

でも、地元住民からすると、「かんころ餅」を「食材として、さらに調理する」という発想はなかったようで、「晴れの日のお菓子」が「料理の素材」になったのは、驚きとのこと。

資料によると、「かんころ餅」は、作るだけで一苦労の工程。
単なる「食材」とは想えない「晴れの日のお菓子」としての思い入れがあることでしょう…。


そして、日本のうどんのルーツともいわれている「五島手延べうどん」は、黒ごまベースの「坦々うどん」になりました。
これは、「料理」として、かなりおいしかった!! お勧めの品!!



でも、私が期待していたのは、もっと麺の味に地元定番という「あご(トビウオ)出汁(だし)」を浸み込むように煮込み、新上五島町の水産品のトッピングで…、という料理です…。
だから、こんな私には、「あごの丸干し焼き」が、一番おいしかった!!



頭からカプリ。噛むほどに、旨味がじんわりと、口の中いっぱいになって…!!
今回は、この「あごの丸干し焼き」以外、都内ならではの「創作料理」の数々が並びました。

私は、都内だと、素材の旨さだけで勝負するには、高級店の価格でないと「配送料」が見合わないのかな…と感じました。



「ひじきとかますとあご出汁の炊き込みご飯」も、洗練された美味しい料理に。
地元では「鯛めし」「サザエごはん」はあっても、「あご出汁」にかますとひじきの旨味まで組み合わせるとは、驚き!とのこと。
旨い「あご出汁」のみの郷土料理は、新上五島町へ行かないと、食べられないようです…。

「ヒオウギ貝の炭火焼き」も、都内で美味しく食べられるように、一仕事していそう…。



新上五島町へ行けば、単に炭火焼きたてで充分、旨そうな素材です。



「五島わかめと新玉ねぎの酢の物」は、「お店で食べる料理」としては、美味しい。
でも、しっかり仕事がされすぎて、他の産地のわかめとの違いは、埋もれていました。
 
これらの「ごっつ。」は、郷土料理ではなく、あくまでも「創作料理」。東京ならではの「仕事」をした、「洗練された創作料理のごちそう」としたのかも…。

新たな販路拡大を探っているのでしょうね…。

私は、「五島手延べうどん」を、濃い「あご(トビウオ)だし」で食べたかった!!

お土産で「かんころ餅」の「むらさき芋」「よもぎ」もいただいたので、味のバリエーションは豊富にアリそうだから、「かんころ餅の食べ比べ」をしたかった!!

もっと、郷土料理に自信を持っても良いのでは!?

新上五島町の料理上手な主婦の「おふくろの味」、地元ならではの「ごっつ。」が、一番食べたかった〜!!

こんな私は、新上五島町への観光誘客策に、ど〜っぷり、はまったのでしょうか…!?


今回のお店はこちらです
三六 湯島店


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