「信州リゾートテレワーク」を推進する長野県は3月1日、「信州リゾートテレワークフォーラムIN東京」を大手町サンケイプラザ(東京都千代田区)で開催した。
共催は茅野市・軽井沢町・白馬村、後援は一般社団法人日本テレワーク協会。
「信州リゾートテレワークフォーラムIN東京」の様子などは、【編集部取材】 長野県が東京で「リゾートテレワーク」をアピール。「情報通信技術頼り」の施策に死角は無いか。 長野県長野市を参照してください。
私は、「仕事と遊び」よりも、まずは「ご飯と寝床」が気になりました。
当日振る舞われた料理は、「信州感動健康料理 春」という「信州のハレの日の食事」でした。
この料理でさえ、「どこで提供している料理なのか?」謎で…。
せっかく心を込めて作ってくださった方々には申し訳ないけれども、
ハレの日料理ならば、もっと「謙譲の美徳」より、
PRしたい点を力説してもらいたかったです。
監修の先生は「謙譲の美徳」でも良いのです。
長野県の商工会か観光協会の方が、先生の料理について、
食材の購入場所や、作りやすいのか、気合い入れて作る料理なのか、
長野県のどこでだと、購入出来る惣菜として売られているのか…など、
会場での話として、食材や、監修料理がお惣菜として売っている場所を、PRすることが必要だと感じました。
でも私の疑問としては…、「信州リゾートテレワークの日は、ハレの日!!」としてだけの、誘客をしたいのでしょうか…!?
「ハレの日」の料理を毎食に出来る高額所得者でも、リピーターになれる層は、限定されたごく少数の人。。。
長期滞在・リピーターを望むならば、「美味しい、ケの日の料理」こそ、
インバウンド客までもが求める「いつも食べている美味しいご飯」だと見込みます。
長野県の人は気付きにくい「美味しい、ケの日のお惣菜」「お弁当」の販売場所が、「信州リゾートテレワーク」の場所との位置関係としてのお勧めはどこで、味ではどこで「ぜひ味わってみてください!!」を売っているのか!?…などの情報と、公共交通機関の情報を合わせて提供することが、誘客の鍵だと思います。
壇上でのお話は、監修の先生の料理を再現するために必要な、食材の購入場所のPRも無かったので、「休みならではのスローフードを作りたい」という層も取りこぼしていそうな情報提供量でした。
そして当日の会場では、実は「健康料理」を披露しながらも、「長野県のお酒」などとともに味わってもらいたいという本心を、もっと力説してもらいたかった!!
私は、アルコールNG、カフェインも摂取しないほうが、より、翌日に悪影響を及ぼすことなく過ごせる時間でした。
甘酒も豆乳で割ってあったのも少量だったからこそのセーフ。
リンゴジュースは美味しい。
でも、「ご飯のおかず」や「お酒のアテ」の料理との相性は厳しい。。。。
見栄えの為かもしれない…と、忖度し過ぎたのかもしれないけれど…
「水のペットボトルごと1本頂きたいのですが…」と、 素直に言えば良かったのかな…!?
長野県のノンカフェインで、ご飯とともに飲まれている飲み物は、色々ありそうなのに…
監修の先生の「信州感動健康料理」では、お茶の例として、「桑の葉茶」「柿の葉茶」「生ハーブティー」などとの取り合わせにこだわることも、大切にされていますが、当日の料理とともには披露ナシ。
でも、「長野県産」の「桑の葉茶」「柿の葉茶」「生ハーブティー」だと、ネットショップ慣れしていない私では、なかなかたどり着く通販サイトはナイ。。。。
「信州リゾートテレワークの日」には、この「長野県産」の「桑の葉茶」「柿の葉茶」「生ハーブティー」が、気軽に飲めるから「来てください!!」と言えるならば、誘客出来ると思います。
長野県の「田舎の田舎」へ誘客したいようなのに、「宿泊費と食費と交通費」の合計金額と「リゾートでの消費額」が払えて、リピーターになれる人々の層は、この現在の日本でいかに少数限定層であるのかがわからないほど、金銭感覚麻痺している人の案だという印象が、とても強かったです。
「田舎の田舎」の道では、車の運転に不慣れな都会人は、交通事故を起こす可能性も高いと思われます。
オフロードを4輪駆動車でのドライブが楽しめる人以外、 車の運転ストレスは、壁の一つだと思います。
しかも、酒蔵巡りを目当てに誘客しているのに、車の運転をしないと宿まで遠いところが多過ぎます。
「田舎の都会」として利用可能なのは、拠点の近くにビジネスホテルがありそうな「茅野市」くらいでしょうか。
拠点内でどれだけ囲い込むつもりなのかは不明ですが…
地元の活性化があまりにも限定的では、もったいない!!
ちなみに
現在は、「リゾートテレワークを推進したい努力中の長野県、アドバイス募集中」と感じました。
知りたい情報の中でも、私には優先順位の高い基本的な情報として、「ご飯と寝床」の「公共交通情報」のPRありきでなければ、「仕事と遊び」に発展することはナイです。
「休み」ならば、「美味しいご飯」「充分に疲れが取れる睡眠時間」「リラックス」「刺激」そして、「感動体験」がナイと、小金持ちでもリピーターにはならないでしょうね。。。。